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小学校教員資格認定試験 選択教科の選び方~音楽・図工・体育~

小学校教員資格認定試験
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こんにちは、マリーです。

今回は小学校教員資格認定試験の選択教科(教科及び教職に関する科目Ⅱ)のうち、音楽・図工・体育の選び方についてです。

受験前にR2~R6までの五年分の過去問を分析し、各教科の出題分野をまとめましたので、それをもとにお話ししていきます。

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選択教科の概要

教職教養は20問出題され、6割の得点でクリアとなります。

これに対して、選択教科は以下の10教科から6教科を選択します。

国語・社会・算数・理科・生活・音楽・図工・家庭・体育・外国語(英語)

出題数は各10問です。6教科でトータル6割、つまり60問中36問の正解で通過となります。

しかし、1教科でも4割以下のものがあれば、トータルで6割得点しても足切り不合格です。

幸い受験科目は当日試験問題を見てから決めることができるので、保険をかけて7~8教科の対策をしておくことをおすすめします

6教科のうち音楽・図工・体育を2教科以上含める

さて、今日の本題です。先述の選択6教科には音楽・図工・体育のうち2教科以上を含めなければならないという規定があります。

もちろん3つ全て選択しても大丈夫です。

私は4教科+実技系3教科の7教科を対策し、本番では音・図・体の3つ全てを選択しました。

いずれも学習指導要領にくわえ、小学校全科に関する教採テキストを使用して対策していくことになります。

この3教科のうちどれを選択すればよいのか、各教科の特徴を踏まえながら解説していきます。

音楽

学習指導要領に基づく問題のほか、コードや楽器、演奏記号、音楽史、曲名など広い範囲から満遍なく出題されます。

楽器の経験があり、楽譜が読めたりコードを理解している方は積極的に選択してよいと思います

逆に音楽に縁が無かった方は、あえて手を出さない方が無難かもしれません。

未経験でも、音楽理論を覚える気力があれば大丈夫です。

図工

学習指導要領に基づく問題のほか、造形技法や実際に学校で使われる画材・用具等に関する問題が主体です。

教採用テキストには美術史が載っていますが、R2~R6の過去問を見た限り、認定試験では出題実績がありません。

「たまたま出ていなかっただけで次は出るかも」と考えることもできますが、それは全ての教科について言えることなので、美術史は潔く放棄することをおすすめします。

それ以外の知識については理解の難度はさほど高くなく、覚えることもあまり多くないため、おすすめの教科と言えます。

ぜひ過去問分析してみてください!

体育

学習指導要領に基づく問題のほか、実際に小学校で指導される運動に関する問題が主体となっています。

保健分野は例年1問のみの出題です。

ほぼ教採テキスト通りの学習で対策できます。

跳び箱や鉄棒は文字だけだとわかりにくいので、図解してあるものがおすすめです。

まとめ:音楽を理解できるかどうかで決めると◎

「音楽がきつい」という方は一定数いらっしゃると思いますので、その場合は体育と図工を選択することになります。

どちらも指導要領+教採テキストで十分です。

逆に音楽が得意な方は音楽を交ぜたほうがよいですが、図工と体育もテキストを読めば何とかなる問題が多いため、思い切って3教科全て選択するのも良策かと思います。

音楽NG ⇒ 体育・図工

音楽OK ⇒ 音楽・図工(+体育)

国・算・理・社・英はベースの学力(知識)を問われる問題もあるので、それが難しければこの技術系3教科と生活・家庭科で⅚を埋めるのもありです。

実際の過去問やテキストを見て、自分に合う教科を見極めましょう。

お読みいただきありがとうございました。

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