こんにちは、マリーです。
私は2023年の保育士試験(後期)に独学で一発合格し、保育士資格を取得しました。一次試験対策期間は約三か月です。
通信教育や通学よりも遥かに安い&速い!そんな独学勉強方法の記録です。
独学で保育士試験を受けてみようかな~と思っている方、ぜひご覧ください。
筆記試験
2023年後期の筆記試験は、10月21日~22日の二日間でした。
6月:テキスト選定・流し読み
後期試験の受験を決意し、KINDLEでテキストを購入。
ネットで難易度を調べ、暇な時に簡単そうなところをパラパラ読む。
とっかかりには食と栄養、保健あたりがおすすめです。
寝転がりながら流し読みして「へ~」と思う程度で構いません。

流し読みしておくだけでまっさらな状態から脱却でき、
本格的に勉強を開始したとき「これ聞いたことある!」となります。
先行オーガナイザー的な効果を期待した行動です。
たまに読むだけなのでまだノートは作りません。
7月:出願・本格的にインプット開始
卒業証明書が旧姓なので戸籍謄本が必要だと気づき、慌てて発行して滑り込み出願。
子どもの夏休みが始まり、自分の勉強も開始します。
8月:インプット期間
インプット期間。子どもの学習指導・遊びの合間にテキストを読んでまとめます。
別記事に書きますが、これは会場持ち込み用のオリジナルノートになります。(当然、試験自体は持ち込み不可ですよ!)
そのため学生の板書のような【読む → 書き写す】という無駄なことはせず、内容を自分向けに超超圧縮したものです。
たまに在宅ワークもはさみつつ、夏休み期間の一日の学習時間は0~3時間程度。
9月:インプット+アウトプット期間
前半はインプット期間。前月同様、自分専用ノートを作ります。
後回しにしていた社会福祉などの面倒な科目ですが、まっさらな状態ではなくある程度知識が溜まってきているので、ちんぷんかんぷんにはなりません。
下旬頃から過去問を使ってアウトプット。暇な時に一問一答アプリ。
10月:問題集とアプリで最後の仕上げ
模擬試験+一問一答アプリ。
苦手な問題や毎回間違えるところをあぶり出して適宜ノートに追加し、試験会場に持ち込むオリジナルノート完成。

直前期の10月は、子どもが学校に行っている間にフルスロットルで!
平日昼間が勝負です。
いざ試験へ!
実技試験
試験問題は持ち帰れますので、試験終了後にネット上の色々なサイトが解答速報を出し始めます。
受験から二、三日後に自己採点で全科目合格点を上回っているのを確認し、二次試験の準備を始めました。
実技試験の科目は、出願時に二つ選択します。私は音楽と言語を選んでいました。
11月:編曲と台本の暗記
課題曲を編曲し、自宅の電子ピアノで練習。集合住宅なのでピアノ・歌ともに小さめで…
たまにピアノスタジオへ行き、生ピアノ+本気の声量で弾き歌い。
言語はYouTubeでお話が上手な人の動画を見て完コピしました。
ちなみに音楽の課題曲は「しあわせならてをたたこう」「やぎさんゆうびん」、言語は「おおきなかぶ」を選択しました。
12月:弾き歌いとお話しの練習
前月同様の練習です。弾き歌いは録音、お話は録画をしてチェック。
筆記試験と違ってやることが少ないので、ちょっと飽きてきます。
そして12月10日に実技試験。
1月:合格発表&保育士登録
合格!すぐに登録手続きをします。
名称独占資格なので、保育士証を受け取るまでは保育士と名乗ることはできません。
3月:保育士証が到着
保育士証が自宅に届きました。これで保育士として働くことができます。
まとめ:独学でも十分に目指せる
以上、私の受験記録を時系列で簡単にまとめてみました。
7月後半から本格的に勉強を始め、筆記試験対策に費やしたのは三か月程度となります。
保育士資格は独学で取得できるお得な国家資格です。
暗記量は多いですが、広く浅くといった印象ですので、暗記力に自信のある方やピアノが弾ける方であれば特に有利に進められると思います。
なお、保育士試験には科目合格制度があり、一次で合格した科目は最大三年まで持ち越せます。
そのため最初から一発合格を狙わず、少しずつ合格を積み重ねて一次を通過するつもりで挑む方も少なくないようです。
保育士試験は年に二回ありますから、受験のチャンスが多いのもポイントですね。
気になった方、ぜひテキストや過去問を覗いてみてください。
お読みいただきありがとうございました。
