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独学国試で保育士資格を取った話

保育士資格
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こんにちは、マリーです。

掲題の通り、2023年度後期試験に合格し、2024年1月に保育士資格を取得しました。

この記事を書いている2025年秋現在、いわゆる「タイミーさん」をやっています。(さすがに園内でタイミーさんとは呼ばれません)

保育士資格に興味はあったものの、腰の重さゆえになかなか受験に踏み出せなかった私ですが、やはり資格を取って良かったと思っています。

受験のきっかけやおおよその流れなど、挑戦しようかどうか悩んでいる過去の私のような方の参考になれば幸いです。

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保育士試験を受けた理由

AmazonでKindle本の半額セールをやっていた

一番大きな理由はこれです。もともとうっすら興味はあり、問題集を覗いたこともありましたが「なんか法律とか難しい話で無理そう」という感想を抱いていました。

保育士のテキストは基本的に上下巻に分かれており、一冊二千円程度です。自分は飽き性だし、上下巻セットで買った挙句もし断念したらもったいないなぁという心理的ブレーキがかかります。

そんなある日、Kindleの半額セールに保育士試験テキストが含まれていることに気づきました。

これ買って独学で受験したら、めっちゃ安く国家資格取れるじゃん!


そう胸算用し、受験を決意。私はケチなので、これが非常に大きかったです。

療育分野に興味があった

上は露骨に現金な話なので、保育士資格に関心があったもっともらしい理由も。

私の息子はASD(自閉スペクトラム)です。3歳で確定し、幼稚園時代に二年ちょっと療育に通っていました。現在は普通級に在籍しており、放デイなどの利用はありません。

実際に療育施設に毎週足を運んでいたことにくわえ、発達障害に関する本を読んだり、自宅であれこれ試したり、認知機能向上のために小受塾にも通いました(塾側はASDと承知済)。

こういった経験から療育分野に関心があり、将来的に障害児教育などに関わるとしたら保育士資格が役立つかもしれないと思ったのです。

就職先に困らない

保育士資格を活かせるのは保育園だけではありません。上述の通り私が興味を持っている療育機関や放デイもそうですし、一応0~18歳は児童なので守備範囲が広いです。

とはいえ圧倒的に母数が多く、かつ人手不足なのはやはり保育園です。
大抵の園は未経験・ブランクOKとしていますので、保育士資格があると(選ばなければ)即仕事にありつけるだろうと考えました。

もともと正社員の保育士として働きたいわけではないので、自分の条件に合うところを渡り歩くイメージです。

一応国家資格だし、年をとっても早朝保育や延長保育要員としてスポット勤務できそうだなあと期待しています。

願書請求〜資格取得までの流れ

後期試験の受験を決意してから、保育士証を受け取るまでの大まかな流れです。

なお、当時息子は小学一年生、私は業務委託のゆるっと在宅ワーカーでした。

6月 受験を決意し願書請求 → テキスト購入
7月 インプット期間+出願
8月 インプット期間
9月 インプット+アウトプット期間
10月 一次試験 → 自己採点で合格ラインを上回ったため二次試験準備開始
11月 二次試験対策
12月 二次試験
1月 合格 → 合格通知が届いたらすぐに登録申請
3月 保育士証が到着

9月半ば頃までは、毎日欠かさず勉強していたわけではありません。

ゆっくり読んだりまとめたりしてきたものを、10月にフルスロットルでアウトプットしてその勢いで受験しました。

7月下旬頃から読む⇒まとめるといった勉強を始めたので、筆記対策は正味三か月程度です。元来怠け者+夏休みは子どもの勉強を見たり一緒に遊んだりしたので、全くできない日もありました。

夏休み前後は子どもと離れている時間が勉強時間なので、平日の日中を使い、土日は基本ノー勉です。
子どもが登校しぶりで二時間目から学校へ行ったり、なおかつ一年生なので下校も早かったり。時間の確保は運頼りです。

そんな状況でしたが「満点取るぞ!」とは考えず「6割取るために取捨選択」方式だったので、あまり時間をかけずにいけたのだと思います。

実技に関しては、元々ピアノが趣味であり、コールセンター勤務経験+小学校での絵本読み聞かせ活動などもしていて人前で喋ることに抵抗がないため、音楽と言語を選択しました。

二次試験対策は一次試験のように詰め込む勉強ではないので、そこまで気負わなくても大丈夫です。

実際に取得してみて

取って良かった、という一言に尽きます。

先述の通り、我が家の子どもは小学生です。学童に入っておらず、家で過ごすことを好むタイプなので、当初から継続的な勤務は考えていませんでした。

特に保育園に勤めると、小学校の春・夏・冬の長期休みが大変になりそうなので…。

そんなわけで、我が子との時間を最優先にしたい私はスキマバイトのタイミーで保育士をしています。

自分の都合の良い時間だけ働けるのでとても助かります。人手不足の業界ゆえに求人も多数。事務系でスキマバイトをしたくても求人は少ないですし、これが資格職の強みだと実感しています。

ちなみに、興味のあった療育や放デイは午後〜夕方勤務が多いので働けていません。よく考えたら(考えなくても)放課後の仕事なので当たり前ですね。子どもの手が離れたら挑戦したいです。

まとめ:きっかけは人それぞれ、やはり資格は役に立つ

「保育士として子どもの成長に関わりたい」「手に職をつけたい」「自分の子育てに生かしたい」などなど、受験を考えるきっかけは十人十色です。

現場では保育士配置基準などもあり、パートやアルバイトであっても有資格者のみの募集であることが少なくありません。そのため、保育士資格を持っているだけで仕事の選択の幅を広げることができます。

家族が転勤族だったり、長く続けられる仕事を検討している方にもおすすめの資格です。

独学方法の詳しい話やタイミー体験談などは、また別記事にしたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。

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