GINZA TANAKAでダイヤの指輪をリフォーム

一昨年のことになりますが、GINZA TANAKAで指輪のリフォームをしました。

もとは祖母からもらった0.5ctのダイヤリングで、昔のものなので立て爪です。
それも今時なかなか見かけないくらい突出しており、使うのを躊躇うレベル。

しかし石自体は立派なため、30歳の記念にリフォームしてきました。
その結果とても素敵に仕上がり大満足でしたので、そのときのジュエリーリフォーム体験をお話しします。

GINZA TANAKAの概要

GINZA TANAKAとは

GINZA TANAKAは田中貴金属グループの会社で、正式名称は田中貴金属ジュエリー株式会社といいます。主にジュエリー、宝飾品、工芸品などを取り扱い、全国に12店舗を展開しています。

なおグループの中核となる田中貴金属工業は、明治時代に創業した貴金属類を製造販売する企業です。
「純金積み立てコツコツ、プラチナ積み立てコツコツ～♪」というCMソングに聞き覚えはありませんか？
この歌からもわかるように貴金属をベースとした資産運用なども行っています。

ブライダルリングがお値打ちなお店

普段使いのアクセサリーの購入にあたってこちらに来る方はさほど多くないと思いますが、特に結婚指輪や婚約指輪を検討する際、GINZA TANAKAが選択肢にあがることがあります。

ティファニーやカルティエといったハイブランド、あるいは数あるブライダルリング専門店と比較しても、GINZA TANAKAはかなり良心的な価格帯で知られています。

これは金やプラチナといった貴金属を自社で手配することで、仕入れや流通にかかる中間コストを削減しているためだと考えられます。
貴金属専門店だからこそ、高品質・低価格を実現できるのですね。

GINZA TANAKAがおすすめな理由

私自身、これまでにGINZA TANAKAを三度利用しています。その内訳は以下の通りです。

・真珠の三点セット購入（ピアス、一連ネックレス、一粒ペンダント）
・結婚指輪購入
・指輪のリフォーム

どれも長く使うものなので、GINZA TANAKAを利用しました。
しかし品質と価格面以外にもおすすめな理由があります。

信頼できる日本企業

田中貴金属工業は、1885年創業という非常に歴史のある企業です。
両替商からスタートして工業利用へ転向し、国内における地金産業の発展に大きく貢献しています。

明治創業、貴金属事業のリーディングカンパニー、そして（ミーハーですが）銀座という立地ゆえに、個人的にはGINZA TANAKAに絶大な信頼を置いています。

ごり押し皆無の接客

百貨店などのジュエリー売り場でショーケースを見ていると、すかさず店員さんが寄ってきますよね。
そして営業トークを始めたり、あるいはカウンター越しに静かに追尾されます。これはかなりのストレスです。つきまといが始まると、途中であっても私は早々に離脱します。

GINZA TANAKAのスタッフは、そんな対応はしません。
入店時の挨拶後は見守り役に徹し、こちらから問いかければ丁寧に答えてくれます。
じっくり見たい、またはちょっと覗いてみたいだけ等、お店を訪れる理由は様々です。いずれの場合も過干渉されないため、プレッシャーを感じることなく滞在することができます。

決してお店の回し者ではないのですが、店員さんにつきまとわれるのが嫌いなので、ペラペラ話しかけられないのはすごく良いです。

GINZA TANAKAのジュエリーリフォーム

オーダーの種類とリフォームできる石

規定のデザインから選ぶセミオーダー、オリジナル枠を作るフルオーダーの二種類があります。
セミオーダーでも多種多様な枠がありますので、気に入るものがあればこちらがお得です。

また、GINZA TANAKAでリフォームできるのはダイヤとパールのみです。
カラーストーンはリフォームできません。その他にも、石のサイズや状態によって受付不可となることがあります。
不明な場合はお店に持ち込んで見ていただくのが一番です。

地金の買い取りが可能

田中貴金属は貴金属のリサイクル事業も行っています。持ち込みのジュエリー枠が金やプラチナであれば、売却して支払いに充当することが可能です。

石を外したあとの古い枠が不要な場合は買い取りをお願いするとよいでしょう。

リフォームの流れ

リフォームの大まかな手順は次の通りです。

指輪であれば、オーダー時にはめる指を決めてリングサイズを測ったりします。
次回の来店は受け取り時になるため、リング内側の刻印依頼など、注文は全てこのときに済ませます。

受付店舗やリフォームに関する詳細内容はHPでご確認ください。
GINZA TANAKA 公式HP：https://www.ginzatanaka.co.jp/reform/

GINZA TANAKAでのリフォーム体験

実際に指輪をリフォームした際のレポートです。
気になる（？）料金明細も公開します。

枠を選択

セミオーダーなので、既存の枠から選びます。
気に入ったものを選び出し、検討用に写真を撮らせていただきました。一番左が持ち込んだ指輪です。

わかりやすいように、サンプル枠には色つきの石がはめられています。

当然ながら、アームが太かったり（＝プラチナ使用量が多い）ダイヤがついているものほど高価格となります。反対に、細身でシンプルな一粒石タイプはお手頃です。

安い買い物ではないので、自分ではめたり店員さんに身に着けてもらって客観視したり延々と悩みましたが、笑顔でお付き合いくださりました。

最終的に選んだのはこちらです。

（出典：GINZA TANAKA）

この枠は公式HPで人気No.3とされています（1～3位まで載っています）。
画像で見たときは全く好みではなかったのですが、実際にはめてみると存在感があって気に入りました。

指輪をはめるのは左手中指とし、サイズを測ってもらいます。内側の刻印は30歳の誕生日の日付と、祖母と自分のイニシャルを「〇 to 〇」の形でお願いしました。

料金内訳

料金明細はこの通りです。

枠代＋リフォーム代、全て込みで商品額となります。

もとの指輪は土台がプラチナだったので、地金を買い取ってもらいました。その買い取り額を支払いに充当したものが「金券」です。

さらにDM（購入履歴があるのでたまに届く）についてきた買い取り金額10%アップ券と、バースデー割引を使用しています。

ルースが間違いなく自分のものか確認

持ち込み時とリフォーム後の引き渡し時に、マイクロスコープを使ってその場で石の写真を撮ります。

リフォーム前とリフォーム後の写真です。どちらも特徴的な黒い内包物があり、確実に自分の石だと判断できます。
石をすり替える悪徳業者もいるらしいので、目の前で確認させてもらえるというのは利用者にとって大きな安心要素です。

ちなみに形があまりにアレなので虫が閉じ込められているのかと思ったのですが、石の生成時に入り込んだ炭素だそうです。
肉眼ではわかりませんが、写真を見てちょっとギョッとしました。

完成品

こちらが生まれ変わった指輪です。横から見ると、中央部分に少し高さがある立体的な構造になっています。

センターストーンをメレダイヤで囲んでいるので、ダイヤが大きく見えます。
前述の拡大写真比較図でもわかりますが、撮影時の倍率が多少異なるものの、メレダイヤ効果でリフォーム後の方が大ぶりな指輪という印象です。

個人的には、歳を重ねると大きな石が映えるように思います。
加齢とともに指の節も徐々に太くなってくるので、若いときにはケバく見えるような指輪も貫禄ある手に馴染むのでしょう。
特に利き手の右手は30歳頃から関節が目立ってきたので、指輪はもっぱら左手です。。

まとめ：GINZA TANAKAなら安心して任せられる

今回は指輪のリフォームでしたが、ネックレスへのリフォームも可能です。
HP上では人気フレームしか載っていませんが、お店に行けばたくさんのフレームを見せてもらえます。

勧誘や無理強いもありません。相談だけでもOKです。私も最初にフレームの写真を撮って帰り、検討してから再度訪問したうえに、相談ブースで長時間悩んで決めました。
そのうえ清算時に持ち合わせがなく、中座してATMまでおろしに行っています。こんな間抜けな客相手でも終始穏やかに接客してくださるので、心配にはおよびません。

リフォームの相談および商談は、GINZA TANAKA銀座本店の地下一階で受け付けています。
一階のコンシェルジュか店員さんにリフォーム相談の旨を伝えれば案内してくれますので、ご検討中の方は気軽に足を運んでみてください。

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GINZA TANAKA　銀座本店
住所　　：東京都中央区銀座1-7-7
営業時間：10:30～19:00　年中無休(年末年始を除く)
電話　　：03-3561-0491
最寄駅　：有楽町線　銀座一丁目駅・7番出口　⇐お店の目の前
（※このほかに京橋駅、銀座駅、宝町駅など多数あり）
公式HP  ：https://www.ginzatanaka.co.jp/