日本人はイタリアンが好きだと言われています。イタリアンレストランはハードルが高くても、街なかにある手頃な価格でイタリアンが食べられるお店は外食時の有力な選択肢ではないでしょうか。
自宅で少し凝ったパスタを作ることはあっても、自前の窯があるお宅は希少です。オーブンでピッツァを焼いても、やはり家庭料理の域を出ないと思っています。ですから、本当においしい窯焼きピッツァを食べたければ専門店へ足を運ばなければなりません。
チェーン店から個人店までピッツァを提供するお店は数多くありますが、今回ご紹介するのは池袋のBORSAというお店です。そして本当においしいピッツァを食べたければ、BORSAに行くべきだと強くおすすめします。
西口にひっそり佇む名店
BORSAの外観
BORSAは池袋マルイのそば、立教通りの裏手あたりにあります。シンプルな外観なので、周囲の飲食店の装飾に気圧されて見落としてしまうかもしれません。はっきり言うと、イタリアンチェーン店イルキャンティ・オヴェストの向かいです。
店内は二人掛けテーブルが七つ、カウンターが三席のこぢんまりとした造りです。開店時間の11時半を過ぎると、10分~15分ほどで店内は埋まってしまいます。
平日に数回訪れた際の感覚では、開店10分前に並べば先客は一、二組です。平日ランチは予約不可なので、順番待ちを避けたい場合は少し早目か13時半頃を狙いましょう。
一番人気のマルゲリータ
BORSAのピッツァの特徴は、サックリかつもっちりとした生地。シンプルな材料のみで作って発酵させ、500℃の超高温で1分だけ焼くことで生まれる驚きの食感です。
一番人気はピッツァの女王、マルゲリータ。
こぼれんばかりのオリーブオイル
セットサラダ(左のグラスがピーチティー)
焼きたてのマルゲリータには、これでもかと言わんばかりのオリーブオイル。カットされたピッツァを千切ると滴るほどで、まさにオリーブオイルの海です。これで口内を火傷するならば本望とさえ言えます。
やはり、とにかく生地がおいしいです。絶妙な塩気とサクもち感は、文字だけでは到底伝えきれません。
BORSAに行くなら平日ランチがお得
平日ランチは三種類
BORSAのピッツァをお得に食べるならば、狙い目は平日ランチです。
BORSAのランチセットにはA、B、Cの三種があります。
Aランチ(950円) :ピッツァ+サラダ++ピーチティー
Bランチ(1,200円):ピッツァ+サラダ+ピーチティー+ドルチェ+カフェ
Cランチ(1,500円):ピッツァ+サラダ++ピーチティー+前菜三種盛+ドルチェ+カフェ
ランチの中身は?
ピッツァはマルゲリータ、マリナーラ、日替わり二種の四択です。
前菜はその日に注文できる単品前菜から、少量ずつ三種。どれも手の込んだ料理でした。
ドルチェもまたその日のデザートからのようで、何が出てくるかはお楽しみ。
ピーチティーはお冷の代わりとして最初に出されます。紅茶っぽさは弱くフレーバー水のような印象なので、紅茶が苦手な方でも飲めそうです。なお、お願いすれば普通のお水もいただけます。
ピッツァ自体は特別大きくありませんが、普通程度の食欲の女性ならば足りないということはないでしょう。フルセットのCランチを頼むと十二分な満足感を得られます。
まとめ:誰かに教えたくなるほどおいしい
BORSAは小さなお店ゆえに、入店待ちをしている方もいます。あまりお客が増えては食べに行きづらいと思う反面、それでも誰かに教えたくなるほどおいしいのです。
「池袋西口に、本当においしいピッツェリアがあるよ」と吹聴しながら色々な人を誘って訪問しています。この記事を読んで食指が動いた方も、ぜひBORSAのピッツァをご賞味ください。
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PIZZA BORSA
住所:東京都豊島区西池袋3-30-8 渡辺ビル 1F
営業時間:11:30~14:30 / 18:00~22:30
電話:03-3986-1703
最寄駅:JR池袋駅
公式HP:https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13170403/