雨の日に外出すると、以前と比べてレインブーツを履いている方が目立つようになってきました。
昔は長靴=ゴム製、子どもの履物といった印象でしたが、近年のレインブーツはブーツっぽさを追求したおしゃれなものが多いです。
このたび長らく使用してきたロング丈のレインブーツの底が擦り切れて浸水してきたため、悩んだ挙句ショート丈に買い替えました。
リサーチを重ね、最終的に選んだのは見た目も美しいRAINFUBSです。
今回はレインブーツの丈の選び方とともに、RAINFUBSの製品をレポートしていきます。
レインブーツの選び方
小雨や午後から雨の予報という程度なら、普通の靴やレインパンプスなどで出掛けることが多いかと思います。
朝から雨が降っている場合や梅雨時などは、やはりレインブーツが欲しくなりますね。
レインブーツにはロング丈とショート丈がありますが、どちらを買うか悩みどころです。
ロング丈
【メリット】
- カジュアル風、きれい目などデザインが豊富
- 台風でも濡れない
【デメリット】
- 重量感(両足でかなりの重さになる)
- 下駄箱を圧迫する
- 夏場は暑い
- 雨がやんだ後、何となく気恥ずかしい
- 横殴りの雨の日もロング丈であれば膝下までガードしてくれるので、レインコートと併せて装備すれば怖いものなし。
- 反面、弱雨のときに履くかどうか迷う。
ショート丈
【メリット】
- 小雨でも堂々と履ける
- 収納時に幅を取らない
【デメリット】
- 台風や強風を伴う大雨の前では力不足(吹きつけると脛が濡れる)
- 大雨の日、特に風の強い日は役に立たない可能性あり。
- 気軽に履けるので、小雨~中降りまで活躍の場が広い。
一足だけ買うとしたら?
当然ながらロング丈のメリットはショート丈のデメリットであり、また逆も然り。
もしも下駄箱に余裕があれば、両方揃えて天候によって使い分けるのがベストです。
いずれか一足しか買えない(持てない)場合は、ショート丈をおすすめします。
ロング丈は強い雨の日にその威力を発揮しますが、それ以外の面でデメリットが大きいのです。
恐らくショート丈が役立たずになるほどの豪雨の方が少ないですから、日常使いのしやすさで考えるとこちらを用意したほうがよいでしょう。
そして数あるレインブーツの中でも特におすすめなブランドは、皮革のような質感が素晴らしいRAINFUBSです。
RAINFUBSの特徴
レインブーツにもノーブランド品から有名メーカー品まで本当に色々な種類があります。
安価なものは2,000円程度、高級品は10,000円超も珍しくありません。
RAINFUBSの製品はおおむね8,000円~10,000円の高価格帯ですが、性能と外観を考えると納得の値段です。
一体成型で防水性◎
RAINFUBSのレインブーツは、ソール(踵)とアッパー(本体)を一体成型にしています。
縫い目があるとそのわずかな隙間から雨水が浸み込んできますが、縫い目がない一体成型のレインブーツならばその心配はありません。
このため、RAINFUBSの商品は防水性に優れているといえます。
リアルな革の質感
ブーツ風デザインの製品は多くありますが、一般的には塩化ビニルまたはゴム製であるため、大抵のレインブーツは「ブーツに近づけようとしている長靴」です。
その一方、RAINFUBSの商品は革の質感がかなりリアルに出ています。
これは革靴から型取りし、素材に独自配合のPVCを利用しているためです。
シンプルながら高見えする上質な風貌なので、コーディネートの邪魔をしません。
RAINFUBSの取り扱い製品
レインブーツに見えない! ROOB(ローブ)/ RAINFUBS
ショートレインブーツのほか、スニーカーやローファータイプなどの取り扱いがあります。
さらにRAINFUBSはレディースだけでなく、メンズレインブーツも揃えています。
革靴は水に弱いので、できることなら雨の日に履くのは避けた方がよいのですが、そうもいかないのがビジネスマンです。
RAINFUBSのレインブーツはレザー感のある製品なので、スーツに合わせても違和感がありません。
サイドゴアレインブーツ
外観
こちらはRAINFUBSのサイドゴアレインブーツです。
ネイビーですが、屋内で見ると青みが少なくかなり黒に近い印象を受けます。
自然光の下で見ると、きちんとネイビーです。しかし合わせる服を選ぶほどの個性的な色ではありません。
アップで見るとこんな感じです。
ツルッとしたゴム素材ではありません。型押しと絶妙な皺のおかげで、レザー感がよく出ています。
このステッチも縫った跡ではありません。一体成型なので、ステッチ風の凹凸が施されているのです。芸が細かい!
履き心地
今回はMサイズを購入しました。適応は24cmです。
普段の靴は23.5cm/MなのでMサイズを選びましたが、公式サイトによると厚手の靴下を履く場合は1サイズ上を推奨とのことでした。
靴下着用ではいてみると少しきつく感じたものの、はいているうちにインソール部分が徐々に馴染むそうです。ちなみにストッキングだとジャストサイズです。
片足の重量は約329gで、苦になるほどではありません。
はき口がやや狭いため足を入れるとき少し大変かもしれませんが、はいてしまえば平気です。
まとめ:使いやすさはショート丈に軍配!質感にこだわって雨の日も楽しく
絶対に濡れたくないならばロング丈ですが、レインブーツを一足だけ持つ場合はショート丈がおすすめです。
大雨の日に濡れる可能性大とはいえ、使いやすさにおいてはやはりショート丈が勝っています。
ラバー素材やエナメル感など各々好みはあれど、革の質感やスタイリッシュなデザインがお好きな方にはRAINFUBSのレインブーツがうってつけです。
色や形も様々ですので、お気に入りの一足を探してみてください。