少し前のことになりますが、もとび美容外科であごボトックスを打ってきました。
あごの梅干しと横から見たときのあごのラインがずっと気になっていたためです。
ネットで梅干しじわの治し方をあれこれ検索してボトックス治療にたどり着いたわけですが、すぐには踏み出せませんでした。
なぜなら「顔に注射するのは怖い」「外科的に治すのはなんとなく不安」だったから。
しかしネット上でちらほら見られる梅干し改善ストレッチとかは、大変失礼ながら胡散臭いと思っていました。仮に効いたとしても、毎日コツコツ長期間続けて「目立たなくなってきたかも!」くらいなのでは?という疑心暗鬼。
そして私の希望は「今すぐに、きれいさっぱりなくしたい」だったので、意を決してボトックスを打ってきました。その結果梅干しは跡形もなく消え、おまけに横顔のラインも整い大満足です。
もっと早く打てばよかったものの、打つまでに時間がかかったのはやはりよくわからなくて怖かったからです。
ということで、あごボトックスを打つに当たり、私自身が疑問に思っていたことについて実体験を踏まえて記してみます。
↓体験レポート記事はこちら
あごボトックスは痛い?
恐らく、あごボトックス検討中の方が一番気になるのはこの点かと思います。
結論から言うと、針を刺して薬剤を注入するので当然痛みはありますが、一般的な予防接種と比較するとだいぶ楽です。
ボトックス注射に使用する針は非常に細く、また事前に注射部位を冷やすので痛みはそれなりに軽減されます。
顔に注射を打つと思うと恐怖感を覚えそうですが、細い針で数か所をチクチクするだけなので、あまり緊張しなくても大丈夫です。
痛みの程度について、医師の話と私個人の感想は以下の通りです。
医師の話す「痛み」
痛みの感じ方は人それぞれですが、もとび美容外科の先生の話はこうでした。
- 非常に細い針を使うため、刺す痛みはそこまで強くない
- ぎゅっと詰まった筋肉の間に薬剤を注入するので、それが入っていく痛みは多少ある
要約すると「痛みはあるものの、それほどではない」ということですね。
私が感じた「痛み」
痛くないとは言えませんが、個人的には耐えられる痛みでした。歯科の麻酔よりマシです。「いたたた!」ほどでなく「うっ」という程度です。
歯科が「プスッ、ググググ(薬剤注入)」なら、あごボトックスは「チクッ、チュー」くらいな感じでしょうか。
うまく言えないのですが、うっかり爪楊枝で口元を突いてしまったようなレベルの痛みです。
先に施術部位を冷やし、さらに打つときには痛みを軽減する機械を使うので恐れるほどのものではありません。
位置を変えて数回打ちますが、よく冷えているおかげで最初に打った箇所の方が痛みが軽かったです。徐々に皮膚の感覚が戻ってくるので仕方ないと思います。
ちなみに、上述の「痛みを軽減する機械」について記憶を頼りにググったところ、こんなものがヒットしました。
画像のリンク先は米Amazonです。振動して痛みを和らげるそうで、形状も大体こんな感じでした。透明の刺又状の部分を注射部位付近に当ててブルブルさせます。同一製品ではないかもしれませんが、雰囲気は伝わるでしょうか?
ダウンタイムはある?
ダウンタイムはありません。
注射後少し休み、出血が止まれば化粧をして帰れます。しかし私はあごだけノーファンデで行き、面倒なので化粧直しはせずマスクをして帰りました。
気になる注射の痕ですが、採血をすると二、三日程度腕にごく小さな針の痕が残りますよね。
打った箇所に、あんな感じの小さな内出血が数日見られます。コンシーラーやファンデーションで隠せるので、必要以上に痕を気にする必要はありません。
お風呂に入っていい?
ボトックスは熱に弱いため、激しい運動やサウナ、半身浴といった血行の良くなることは避けるように指示されます。汗をかかない生活と考えればよいと思います。
私の場合、打ってから二、三日のあいだ、熱々のラーメンを食べたり長湯(39℃)をするとあごがジーンとしました。痛くはないのですが、モヤモヤ感というかなんだか違和感が……。
ということで、熱い食べ物は避けましょう。そしてぬるくても長湯は良くなさそうです。入浴はさっと済ませるか、シャワーが適していそうですね。
お酒を飲んでもいい?
病院からは、血行が良くなるためお酒を避けるようにと言われました。一週間と説明がありましたが、打って三日後に独断で缶ビールを半分くらい飲みました。少量だったためか、あごの感覚にも特に変化はありませんでした。
しかし当日の飲酒はもとい、数日後であってもがぶ飲みはやめた方がよいでしょう。体調と相談しつつ嗜む程度にとどめておくのが無難です。
妊娠への影響は?
ボトックスが妊娠や胎児に与える影響は不明だそうです。
そのため、妊娠中の方や授乳中の方はボトックス注射はできません。そして妊娠を希望している方も、注射後一定期間の避妊が必要なので打たない方がよいです。
私はすでに子どもがおり、今後産む予定はないため躊躇なく打ってきました。
ボトックスを検討中の妊娠適齢期の方は、疑問や不安があれば事前に美容外科でカウンセリングを受けることをお勧めします。
まとめ:疑問・不安をきちんと解決してから治療を受けましょう
以上、実体験に基づくあごボトックスの疑問集でした。
打つ前の私は「あごボトックス打ちたい⇒口コミを探す⇒体験談少なくてよくわからない…」という状態で検索魔になっていました。
効果がありそうとはわかっていても、顔に打つことの恐怖や予後の注意について不安があり、そのうえ体験談をなかなか見つけられなかったため、なかなか踏ん切りがつきませんでした。えらボトックスのレポートはそこそこ見つかるんですけどね。
簡単なまとめですが、あごボトックスを打ちたくて悩んでいる方の参考になれば幸いです。もっと踏み込んだ疑問や個別のお悩みについては、クリニック等の医師に直接ご相談ください。
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