夏が近づく今日この頃、すでに蚊に刺されている方もいらっしゃると思います。
我が家でも子どもが早々に蚊の餌食になり、蚊除け対策を始めました。
蚊の対策グッズは非常に種類が多いため売場で悩みがちですが、本記事では子どもの蚊除けに効果的な商品をご案内しますので、参考になれば幸いです。
子どもは蚊に刺されやすい
私自身は屋外にいてもほとんど刺されませんが、子どもはとにかく頻繁に刺されます。
上の写真は去年のものですが、ちょっと近所のスーパーに買い物に出ただけでありえないくらい刺されました。
このときは虫除けスプレーをし忘れたのだと思います。帰宅後、すぐに子どもの腕をじゃぶじゃぶ洗って薬を塗ったので、腫れは間もなく引きました。
蚊は熱や汗、二酸化炭素に寄ってくる性質があるため、体温の高い子どもは狙われやすいそうです。
蚊は様々な病気を媒介します。痒くて不快なのはもちろのこと、こういった側面からも極力蚊に刺されないよう注意しなければなりません。
ということで、次項から屋内・屋外で使える対策グッズを紹介していきます。
外出時の対策
虫除けスプレー(フマキラー)
昨年保育園で紹介されたのを機に、同じものを購入しました。
独特なにおいはありますが、虫除けの中ではマイルドな方だと思います。
(ただし噴射時に吸い込まないよう気をつけてください)
携帯用もあるので、大型は玄関に置き、小型は塗り直し(かけ直し?)用として鞄に入れておくのがおすすめです。
ちなみに、蚊避けの効果はてきめんです。手足と帽子にスプレーしておくと、近寄れずやけくそになった蚊が顔を集中的に狙ってくるほどです。
そのため、このスプレーを使っていると顔ばかり刺されます。顔にスプレーはできないのでどうしようもないですね…。
おそとでノーマット(アース製薬)
昨年の「顔だけ集中砲火」経験を活かし、子どものリュックにでもくくりつけておこうと考えて購入してみました。
アウトドアなどと無縁なので知らなかったのですが、こういった製品には携帯用もあるのですね。
ベビーカーにも取り付け可能とのことで、子ども向けを意識したかわいらしい見た目になっています(大人向けのかわいくないのもあります)。
iPhone SEと並べるとこんな感じ
電源を入れてみると、ファンの音がそこそこ聞こえます。
本格的な蚊のシーズン前なので効果のほどはまだわかりませんが、後述のアースノーマットが大活躍しているので期待大です。
蚊に効く おそとでノーマット シリコンカバーケース付(1セット)/ アース製薬
室内での蚊対策
アースノーマット(アース製薬)
私にとって、蚊取り線香といえばキンチョーの渦巻き状のアレでしたが、この度生まれて初めて煙の出ないアースノーマットを購入しました。
アースノーマットには、プラグ式と電池式があります。プラグ式の中身は液体で、電池式はフィルターです。初めてのノーマットは電池式のものを選びました。
スイッチを入れるとファンが回ってフィルターの薬剤が散布される仕組みです。音はほとんど聞こえず、顔を至近距離に持ってこなければ別段においも感じません。
電池式の方がコストパフォーマンスは悪いですが、好きな場所に持ち運べるので便利です。
お昼寝&就寝時は枕元、食事の際は食卓といった具合に、子どもの居場所にあわせてあちこちに移動させることができます。
子どもが部屋の中で蚊に刺されたので慌てて買ったのですが、その後蚊が床の上で息絶えているのを発見しました。
毎日稼働しているおかげか、それ以来家の中では刺されておらず、アースノーマットのおかげだと信じています。
蚊がいなくなるスプレー(キンチョー)
(出典:KINCHO)
未体験ですが、買ってみたくてうずうずしている商品です。
スプレーすると壁や天井に薬剤がいきわたり、そこに止まった蚊を退治できるというものです。
蚊は飛んでいる時間よりも壁や天井にとまっている時間の方が長いため、この方法が効果的なのだとか。
この製品を使用するときは、先に食器や食品などを片づけておく必要があります。
持続時間は12時間タイプと24時間タイプがありますが、その都度コップや箸立て、吊るしているおたま類を撤収するの億劫で二の足を踏んでいます。
また、ネット上では蚊のみならずGなどの害虫も出なくなると評判ですが、「別室で飼育していたカブトムシが死んでしまった」などの口コミもあるため、よっぽど強力なようです。
安全性は確保されているはずですが、子どもやペットのいる家庭では慎重にならざるを得ませんね。
蚊に刺されたときは
掻かせないために、痒みを取り除く
万全な蚊避け対策をしても、100%蚊を防ぐことはできません。
蚊取り線香の守備範囲外だったり、保育園での野外活動中に刺されたり、お散歩中に隙のある顔を狙われたり…。
刺された箇所を掻きむしると「とびひ」になります。とびひにかかった場合、登園禁止や出席停止と定めている自治体が多いです。
「掻いちゃだめ」と言ったところで本能のままに生きる子どもには通用しませんので、適切に処置してかゆみを極力抑えてあげましょう。
処置方法
①水洗い
蚊に刺されてしまったら、患部を水で洗ってから虫刺され用の薬を塗ります。
自宅や公園など、水道が使える場合は水洗いできますが、そうでない場合は清浄綿がおすすめです。
ギュッと握るとけっこう水が滴るので、水道が近くにない場合は水洗いの代替としています。
②塗り薬
薬は市販のかゆみ止めでもよいですが、我が家では病院の処方薬を使っています。
使用しているのはステロイド剤ですが、ステロイドを使えないor使いたくない方もいると思いますので、お医者さんに相談してみてください。
刺されてすぐに洗浄⇒塗布すると、殆ど腫れることもありません。まさに特効薬です。
出先で蚊に刺されたときの応急セット
まとめ:十分な対策で子どもを蚊から守ろう
虫除けスプレーや蚊取り線香で蚊除け対策をしつつ、刺されてしまった場合は速やかに処置してあげましょう。
特に屋外では蚊に刺される可能性も高くなりますので、お出かけ時は蚊除けグッズや応急処置道具を持ち歩くことをおすすめします。
ご紹介した商品の中で気になるものがあれば、ぜひ試してみてください。